第6回一期一会の基本情報
開催日時 | 2006/04/17(月)18:15~ |
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開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 | 山本 正隆氏 (工学博士) |
講演テーマ | 「世界の温泉・日本の温泉」 |
講師紹介
氏名 | 山本 正隆氏 (工学博士) |
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学歴 |
1957年 広島大学工学部電気工学科卒業 1962年 大阪大学大学院工学研究科通信工学専攻終了(工学博士) |
学歴 | 東京工業大学大学院生命理工学部 博士(理学) |
職歴 |
1962年 沖電気工業株式会社入社 その後、 研究所、電子交換推進部、ソフトウエアー事業部、社長室を経て 1980年 情報処理事業部システム本部長 1986年 取締役 総合システム研究所長 1988年 研究開発本部長 1991年 常務取締役 情報通信機器事業本部長 1994年 専務取締役 株式会社沖データ社長兼務 1995年 沖データ社長専任 2000年 沖データ相談役 2001年 退任 |
山本 正隆氏の温泉暦 |
国際温泉評論家の条件をクリアしていることを示すために、先ず実績から紹介しておこう。 温泉に関しては、幼少の頃(戦前)から祖父母の湯治に別府などに付いていていたのだから、無論戦時中の中断はあったにせよ、国内での温泉キャリアは長い。 先日大分の長湯温泉へ行って、飾ってある昔の温泉街の写真を見て、突然65年くらい前に父に連れられて兄と一緒に泊まった宿を思い出してしまった。 就職して東京に住む様になってからは、同僚との旅行にはもっぱら温泉に行っていたし、信州好きの仲間で会を結成して定期的に信州の温泉を巡っていた。 ある時仲間の一人のゴルフ好きに、日本の47都道府県で一か所以上でゴルフをした、すなわちゴルフ場の全国制覇をやったと自慢されてしまった。 負けてはならじと、自分は温泉の全国制覇をしなければと、そのときカウントしてみたら7県が残っていた。あと3年でと目標を立て、高知県を最後に目標達成がなったのが1996年である。 しかし一般の人は温泉の47都道府県、全国制覇というと「ほう!」位は言ってくれるが、この程度の実績で評論家を名乗るのはおこがましい。 既に温泉評論家と言われている方々の実績の足下にも及ばないのである。 そこで目をつけたのが海外の温泉である。仕事で海外への出張が多く、機会を見つけては出張先の近くの温泉に出掛けていた。 国際温泉評論家を名乗るにあたっての目安として、20ヵ国の温泉体験を想定していた。 丁度定年になった時にはその20ヵ国をクリアしていたし、今では21ヵ国、約70か所の温泉入浴体験をしている。 日本における海外の温泉の紹介は少ないし、あっても「療養が中心だ」とか「飲泉が多い」などと、古いか片寄った情報である。 これだけの実績があれば、最近の海外温泉事情やトレンドを、例えば「海外にも裸で入る温泉はたくさんあるよ」というようなことを、現場体験に基づいて語ることができる。 国際温泉評論家を標榜するにあたっての実績としては、一先ず「これで良し」ということだろう。 |