第5回一期一会の基本情報
開催日時 | 2006/01/18(水)18:15~ |
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開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 | ヴィック・ティー氏 (Mr.Vic Tee イギリス国籍) |
講演テーマ | 「文化は万華鏡」 |
講師紹介
氏名 | ヴィック・ティー氏 Millennium Microtech Holding Co. Ltd 社長 |
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学歴 | 陸軍大学卒業 |
職歴 |
1960~70年代 イギリス軍の技術将校として軍務に9年従事する。 この期間中に4年間ドイツに在住を経験する。 その後民間企業で電子機器の設計を数多くこなし、設計した製品の販促の為ヨーロッパ各地へ出張する。 1981年 多国籍企業であるオランダ本社のPhilipsの営業部門へと転進し、これによって,ヨーロッパだけではなく、アジアとアメリカにも職業経験を拡大することになる。 1992年 日本に移住し日本Philipsにて、日系メーカーへの半導体販売の総責任者を勤める。 1999年 Philipsタイの社長に就任。 2004年 Philipsを退職し、世界最大の保険会社AIGとエリクソンが出資する半導体のEMS企業、MMHの最高経営責任者に就任。 現在に至る。 |
第5回一期一会の経緯 |
Tee 氏は、現在前記MMH社の社長として、世界を飛び回っている超多忙ビシネスエグゼクティブである。 世話人鈴木とひょんな所で再会し、食事をしながら一期一会の話をしたところ、非常に感動し、評価してくれ、退職後はイギリスで一期一会を始めたいという申し出まであった。 イギリスでも世代間,異業種間のコミュニケーションを如何に取るかというのは、大きな問題になっているそうである。 やわらかい発想と、温かい人柄は一緒に仕事をした頃から、日本人部下にも有名だった男の言葉に、一期一会イギリス支部発足の時の協力を約し、イギリス、ドイツ、デンマーク、スペイン、米国、ブラジル、タイ、オーストラリア、そして日本で、その文化を楽しみながら、人生の大半を海外で生活してきた男に、講演を頼むことにした。 それが今回の講演の経緯である。 彼は、快諾してくれ、自費手弁当にて、〈文化は万華鏡、原題;Kaleidoscope of Cultures〉という話をしてくれることになった。 日本には過去に7年間住んでおり、大手電気メーカーTopとの親交も多く、大の日本びいきである。 ところが滞在中も高級車ではなく、ホンダのナナハンを繰って祭日は地方へ何度も出掛けていた行動派である。 多分滅多に聞けないヨーロッパ人から見た実際の苦労話が聞けると思う。 この話には、おまけが有って、予算の無い中通訳を如何するか悩んでいた、ところが会員の笹井社長が、Teeさんが飛行機代を出してくれるなら、私が通訳代を持ちましょうと言ってくださり、本日2000円の会費のままで会が成立しました。 皆さんの善意に本当に感謝しております。 |