第46回一期一会の基本情報
開催日時 | 2017年1月14日(土)午前10時30分 開始 |
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開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 | 橋本 久義 氏 国立 政策研究大学院大学 名誉教授 |
講演テーマ | 2017年は酉騒ぐ年 ~波瀾万丈だが結果はまあまあ~ |
講師紹介
氏名 | 橋本 久義 氏 |
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講師略歴 |
昭和20年5月21日 福井県生れ(育ちは東京) 昭和44年 東京大学工学部 精密機械工学科卒業。 通産省入省。 53.9〜56.7 西ドイツデュッセルドルフにJETRO調査員として3年間駐在 その後 機械情報産業局 鋳鍛造品課長 中小企業技術課長、立地指導課長 総括研究開発官 等歴任 平成6年8月から 埼玉大学教授 (政策科学研究科) 平成9年10月 政策研究大学院大学 教授 平成23年4月 政策研究大学院大学 名誉教授 通産省時代から「現場に近いところで行政を・学問を!」をモットーに 第一次円高以来26年間で3480以上の工場を訪問。 全国の中小企業の現場を訪れて、技術者・経営者の意見を聞いてきた。 行政・学界には珍しい現場主義者。 政策研究院では、発展途上国の産業発展、中小企業の活性化をメインテーマに研究に取り組んでいる。 「日本の中小企業は世界最強」 「中小企業は日本のまごころ、世界の宝」と説く 【著作】 「中小企業が滅びれば日本経済が滅びる」PHP研究所刊 2012年 3月刊 「創造的中小企業」 日刊工業新聞社刊 1996 11月刊 「町工場の底力ー日本は俺達が支えている」PHP研究所刊 1998 6月刊 「続・創造的中小企業」 日刊工業新聞社刊 2001 1月刊 「IT時代を切り拓く女性起業家達」 日刊工業新聞社 2001 7月刊 「町工場が滅びれば日本が滅びる」PHP研究所刊 2002 5月刊 「町工場こそ日本の宝」PHP研究所刊 2005 8月刊 なお、履歴詳しくは、http://www.ne.jp/asahi/hashimoto/seikendai/ を参照 |
講師紹介 |
私が橋本先生とお会いしたのは まだ最近の事である。 ある講演会の席で講演者として来られていた橋本先生にお目にかかった。 ご講演は 面白く また為になった 何よりも 日本のものつくりをしている 中小企業を 日本の宝だと言っている先生に、強い共感を覚えた。 立派な体躯と風貌 オープンな人柄 深い教養 どれもが魅力的であり 短時間の立ち話で すぐこの方に興味を持った。 幸い先生も拙い小生の経歴に興味を持ってくださり 相互に講演をすると言う方向性が そこで決まり 何回かのメール交換をして 後日 お会いして具体的詳細を決めた。 先生は 小生と違って 通商産業省の超エリートとして我が国の進むべき道を考えてこられた。 そして 日本にとって最も大切な資産である物作りをする中小企業に早くから注目し 通産官僚でありながら数千にも及ぶ中小企業を実際に訪ね、経営者の生の声を聴き 指導をされてきた事を知った。キャリヤの通産官僚の中では異色の経歴である。 よほどの信念があり強い意志で信念を形にし 己を磨いてこられたものと拝察する。 出身大学は 東京大学工学部で 子供のころは ラジオ少年で秋葉原通いをしていたと言う、小学校の頃から秋葉原通いをしていた小生と 多少時期はずれるかもしれないが 何度も秋葉原ですれ違ったかもしれないのである。 やっともらった10円玉を幾つか 握りしめて 中古の出物を探してジャンク屋周りをして部品集めをした事などもあった。昔はそういう少年を可愛がってくれるお店が秋葉原には沢山あり 特にアメリカ製の中古の使い道もわからない 部品をたくさんもらって帰ってきた事など思い出した。 私の家は 父が結核で長く寝込んでおり 家は貧乏で食べる事に精一杯であった。 したがって新品の部品は買えなかったのである。 橋本先生のおかげで大昔の事を思い出した。 話を本筋に戻すが、橋本先生は 経歴にあるように本庁のいくつかの課長を歴任され 総括研究開発官まで務められた。 その間 通産省の先輩であるが役所に出社しない 作家の堺屋太一氏を課長として預かられた経験もお持ちだそうである。 その後 国立の政策計画大学院大学で教授として教鞭をとられ 退任後 名誉教授として現在も後進の指導に当たられている。 凄い方である。 今回は お正月の“一期一会“という事もあり 混沌と言う言葉で表現するしかない 世界情勢の中で 我が国は どうなるのか ? 2017年はどんな年になるのか? 等 語っていただくことをお願いし 快諾を得ました。 現場に密着した 深く 広い知識と 主要官僚としてのご経験 その後の教育者としてのご経験 から考えても 本当に 最適な方に年始の講演をお願いできたと強く感じています。 先生の話は情熱的で わかりやすく ユーモアもたっぷり入っています。 学生をはじめとする若い諸君 そして 若者育成に関心を持ってくださっている熟年のメンバーの皆さん どなたもが 感動するようなお話が聞けると思います。 仲間をお誘いあわせの上 是非 年の初めの一期一会に ご参加されますよう ご案内いたします。 今回はたくさんの方が申し込まれると思いますので早めにお申し込みください。 (学生は特に早めに席を確保してください。) 会場の都合で 定員になり次第 締め切りとさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 一期一会 代表世話人 鈴木 威一 |