第49回一期一会の基本情報
開催日時 | 2017年10月21日(土)午前10時30分 開始 |
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開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 | 宇田川 晴義 氏 東洋大学 名誉教授 |
講演テーマ | 自分作りのヒント「自律そして自立」 |
講師紹介
氏名 | 宇田川 晴義 氏 |
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講師略歴 |
1944 東京都港区麻布六本木生まれ 1963 東京都市大学付属高校卒業 1967 東洋大学文学部英米文学科卒業 1970 東洋大学大学院英文学専攻修士修了19世紀(アメリカ文学専攻) 1969~1971 昭和女子大付属高校英語教員 1974 St. Lawrence University 卒業 (English専攻) 1978 東洋大学文学部教養課程英語科講師 1995 同 文学部教養課程教授 1998 同 文学部英語コミュニケーション学科設置準備委員長 2000~2008 同 文学部英語コミュニケーション学科主任 2000~2007 同 国際交流センター所長 2011~2012 同 大学院文学研究科英語コミュニケーション専攻主任 2013.3 東洋大学定年退職 2013.6 東洋大学名誉教授称号授与 2014.4~2017.3 東京理科大学国際化推進機構オブザーバー就任 |
講師紹介 |
一期一会第49回講師は 宇田川 晴義さんである。 最近スポーツの話題に明るいものが多いが 短距離の桐生選手が100メートル10秒を切った件は 一流新聞も1面トップで報じたほどである。 彼が在籍している大学が東洋大学であり、卒業前の4年生の桐生選手が記録を出したので 東洋大学の陸上関係者は大いに喜んだことで有ろう。 宇田川さんは その東洋大学のご出身であり大学の教授、大学院の主任教授、国際センターの初代センター長など 要職を歴任され退職 現在は東洋大学名誉教授をされている方である。 現役時代は オリンピックで金メダルを取った水泳の萩野公介選手。ボクシングで金メダルを取った」村田諒太選手 も在籍していた 英語コミニュうケーション学科の主任教授だったそうである。 添付した写真は オリンピックの金メダルを取った萩野選手が宇田川先生に挨拶に来たとき撮ったものらしい。 約1年前の写真である。 また、宇田川さんは東洋大学の国際化を推進してこられた立役者であり、大学の国際化に関する著書もお出しになっている。 宇田川さんに代表世話人鈴木がお会いしたのは7~8年前だろうか 武蔵工大付属中高校(現在の東京都市大学付属中高校)の同窓会開催中の東急エクセルホテルの宴会場であった。 大学同窓の栗山君が紹介してくれたのであった。 高校卒業生の殆どが理系に進学する学校の同期生に 文系の大学教授が居ることに吃驚して いろいろお話したところ 当時私が東京都市大学教授として色々企画 実行していた大学国際化を東洋大学で推進しておられる方であるとわかり宇田川さんに 益々興味が出たのである。 その後 お時間を頂戴して食事をしながらお話をすることが出来た、そこでまた沢山の興味ある、共通の話題が有ることが解ってきたのである。 勿論高校時代は同じ学び舎で勉強した訳だが、宇田川さんと私はクラスが一緒になった事が無く 高校時代は殆ど接点が無かった。しかし今回 麻布六本木生まれと分かった事から代表世話人との 意外な接点が分かってきた。 私(鈴木)が生まれたのは神田であるが、本籍地は祖父 父がそれまで 住んでいた 麻布飯倉片町に有った。 私は物心ついたときは既に 目黒区に住んでいたので 私は麻布に住んだことは無いのだが 私が結婚して独立するまで 本籍地は麻布飯倉片町だったのである。 私の父は卒業した公立の小学校(麻布小学校)や中高校も大切にしており 誰もやりたがらない麻布小学校の同窓会長を50歳の頃から10年以上やって 麻布小学校の100周年記念事業を敢行した。また 会社は銀座で 目黒区に住んでいたのに麻布時代の友人に 頼まれて 六本木商店街の会長も何年間かやっていたのである。当時から親父は色々な友人を私に紹介してくれていたので沢山の知人が六本木にも居たのである 当然 宇田川さんと 沢山の共通した知人がいることが解ってきたのである。 圧巻は 私の親父と宇田川さんのお母さんが同じ生まれ年で 同じ麻布小学校出身で有ることが分かったのである。もしかしたら同じクラスで 二人は友達だったかもしれないのである。 不思議なご縁に 双方ともビックリ、しかし残念ながら 両親はどちらも物故しており 事実を 調べる方法はなかったのである。 人生は面白い 65歳を超えてこのような発見があるとは! とてもとても楽しい会食であった。 代表世話人が東京都市大学付属中高校の同窓会理事をやっている関係から その後 宇田川さんには色々と中高の同窓会活動を手助け頂き、時折お会いして友人として親しく おつきあいする様になった。 宇田川さんはとてもフランクで有りながら 品が良く 素晴らしい人格の人物である。 神宮テニスクラブのメンバーで スポーツマンでもある。 人の事を思いやり、どのような時も 人の悪口では無く他人の良いところをしっかり見て評価して物事を進める 素晴らしい人物であることが 分かってきた。 このような先生に教えを受けた学生は きっと伸びるだろうと言う 思いが強くなり ぜひ一期一会の皆さんにも宇田川さんの話を聞いていただきたいと思ったのである。 宇田川さんのご専門は 19世紀アメリカ文学 という事で ナサニエル・ホーソン の自立をテーマとする子供向け物語 に触れて頂いたりしながら ご自身の人生観 大学教員として発見した仕事の面白さ 等も語って頂けそうである。 また 大学国際化を進めてきた御経験から 日本の若者の国際化について お考えを聞かせていただけそうである。 さらに 外国を研究すればするほど 我が国との違いに驚き さらに それを説明するために 日本人として 自分の持っている 日本の文化 日本人とはと言った 知識を深める ことにつながる事が多い。 宇田川さんに場合は どうであったか 私は知らないのだが 武士道 サムライと言った事についても研究を進めておられた様である。 皆さんにも興味深い 日本人の考え方の変遷などについても ご自身の生き方と関連して語って頂けそうである。 今回は宇田川さんが どうしてこのような人生を歩いてこられたのか、 現在の若者をどのように思っているのか 等などを優しく 事例なども交え お話して頂く予定である。 また 急激に有名スポーツ選手を輩出するようになった 東洋大学の秘密についても 先生としての考察をお願いしています。 人生の生き方や ものの考え方 我々の考え方のルーツなど 宇田川さんのお話から 色々な学びが有ると思います。 若い学生諸君も 中高年の一期一会メンバーも いつもの会同様 とても楽しめる 一期一会 になると思います。 多くの方のご参加をお持ちしています。 一期一会 代表世話人 鈴木 威一 |