第35回一期一会の基本情報
開催日時 | 2013年10月12日(土)午前10時30分 開始 |
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開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 |
吉目木 晴彦 氏 |
講演テーマ | “継続という力” |
講師紹介
氏名 |
吉目木 晴彦 氏 109回芥川賞、平林たい子文学賞、野間文芸新人賞 等受賞 |
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略歴 |
1976年 武蔵工大付属高校卒業 1980年 成蹊大学法学部卒業 同年 ケイヒン株式会社 入社 1985年 小説 “ジパング” により群像新人文学賞受賞 小説家となる 1988年 小説 “ルイジアナ杭打ち” により第10回野間群芸新人賞受賞 1988年 ケイヒン株式会社から コニカミノルタに転職 1991年 小説 “誇り高き人々” により第19回平林たい子文芸賞受賞 1993年 小説 “寂寥郊野” により 第109回 芥川賞受賞 1994年 アメリカアイオア大学 客員教授として日本近代文学講座を持つ 2000年 日本文芸家協会理事 現在も コニカミノルタ研究統轄本部 マネージャ |
講師紹介 |
今回の講師 吉目木 晴彦氏は勿論著名な作家である訳ですが、吉目木さんの魅力は成功してもその成功におぼれることなく、
次々と新しい挑戦をされる姿勢にあると考えています。 小説を書く上でも次々と斬新な表現方法を模索され1985年 28歳で発表した小説 “ジパング” で群像新人文学賞優秀作受賞し、 小説家になる事を決意したそうです。 その後も会社勤務は続けながら、次々と意欲的な 小説を書いていきます。 そして 1993年 文学を志す人間にとって夢ともいえる 第109回芥川龍之介賞を小説 “寂寥郊野” で受賞します。 その後も色々な文学活動も続けながら、会社勤務と言う2足のわらじを履いて現在にいたっています。 又、吉目木さんは日本だけでなくアメリカでも活躍されています。 小説 “ルイジアナ” 杭打ちはピューリッツァー賞作家であるJ.マクファーソン氏の興味を引き、 英訳されてアメリカの文芸誌Ploughsharesに掲載されました。 その後この翻訳はアメリカの高校の教科書に掲載される事になったのです。 そのため、アイオア大学から、近代日本文学の教鞭をとって欲しいと言う要請を受け 約半年間日本近代文学の客員教授としてアメリカで教鞭をとられています。 芥川賞を受賞した寂寥郊野は後の新藤兼人氏脚本による映画 “ユキエ” となっていますので、ご覧になった方も多いのではないでしょうか? 今回は 小説の内容ではなく、吉目木様の生き方を語って頂きます。 そんな芥川賞作家 吉目木さんに直接お話しできる機会は、なかなか無いでしょう。 これから社会に踏み出す予定の若い学生諸君にとっても生き方を学ぶ良い機会になるでしょう。 会員の方にとっても、日ごろ聞けない、沢山の元気を貰える御話が聞ける機会だと思います。 多数の参加を希望いたします。素晴らしいお人柄ですので、色々聞いてみてください、楽しいお話が聞けると思います。 どうぞご友人等でご関心の有る方をお誘いあわせの上、多数ご参加下さい。 |