第31回一期一会の基本情報
開催日時 | 2012年10月27日(土)午前10時30分 開始 |
---|---|
開催場所 | 銀座交詢社 10F会議室 |
講演者 |
高倉 正樹 氏 |
講演テーマ | ”声なき声に耳を傾けて“ |
講師紹介
氏名 |
高倉 正樹 氏 読売新聞 地方部編集委員 |
---|---|
略歴 |
1973年 東京都生まれ 1987年~92年 父の転勤に伴い、米ミシガン州居住 1993年 早稲田大学政治経済学部入学 1997年 同大学卒業 読売新聞入社 盛岡支局着任 県警、司法、水沢通信部(現・奥州通信部)など担当 2002年 東京本社・地方部内信課に配属 文部科学省、総務省など担当 2006年 欧州ジャーナリズム協会(ブリュッセル)で3か月間のインターン勤務 2008年 東北総局(仙台)に配属。県政、遊軍など担当 2012年 地方部編集委員 |
著作 |
「赤ちゃんの値段」 (2006年) 翻訳「米国における養子縁組あっせんの実務」 (2010年) 「養子縁組あっせん ~立法試案の解説と資料」 (共著、2012年) |
講師紹介 |
今回の講師 高倉さんは、心に熱い正義感をお持ちの、芯のある本当のジャーナリストであると思いました。 今日、新聞記者と言うと給与なども良いことが有名で、大学の成績が良く、何事にも要領の良い人がなる様に感じていました。 特に最近の若い記者は風を読むのがうまく、風に合わせて人の批判をするのは上手だけれど、1本通ったものが無いように感じていました。 しかし 高倉さんは、若く、背が高く、なかなか二枚目なのですが、芯があり 誠実な お人柄で 記者と言う職業が持つ、傍若無人な態度を全く感じる事がありませんでした。 人生観を伺う中で、声なき声に、子供のころから耳を傾けてきたことが、この様な人柄を作り上げてきたのかなと、納得させられました。 アメリカ、デトロイトで、中学、高校という青年時代を過ごしたことも、 あるいはこのような人間形成に関係しているのかもしれません。 早稲田大学ご卒業後、読売新聞に入社され、記者として数々の事績を残してこられました。 特に この日本で 赤ちゃんが人身売買されていると言う、ショッキングな取材、ダウン症の子供の取材などを通じた、沢山の記事 著作もあります。 高倉さんが問題視してきた、多くの事例が、声を上げることもできない、赤ん坊やダウン症の子供などである事に気づきます。 さらに東北総局(仙台)に配属後 まもなく起こった東日本大震災と原子力発電所の事故問題。 東北は我が国の中で 今最も多くのことが起こっている場所でもありましょう。 毎日 本当に多忙な日を送りながら、この春から 若くして新聞記者の取りまとめをも行う編集委員にも昇進されています。 若いが 気骨のある新聞記者、高倉さんの講演を是非お聞きください。 今回 会の趣旨に御賛同頂き、一期一会の講師を快くお引き受けいただき、ボランティアで東京まで来て頂けることになりました。 現役の大手新聞社の記者の方に、人生の生き方 生きがいと言った 人生の話をお聞きできるのは、本当に稀なことです。 これから社会に踏み出す予定の 特に若い学生諸君にとってはまたとないチャンスです。多数の参加を希望いたします。 新聞記者の仕事について等も伺えるでしょう。質疑の時間も充分取る予定です。 素晴らしいお人柄ですので、色々聞いてみてください、楽しいお話が聞けると思います。 どうぞご友人等でご関心の有る方をお誘いあわせの上、多数 ご参加下さい。 |