第29回 一期一会レポート|若者と熟年・異業種交流会

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第29回一期一会の基本情報

開催日時 2012年04月23日(月)18時10分 開始
開催場所 銀座交詢社 10F会議室
講演者 津田 誠一 氏
講演テーマ ”かけっこの人育て”


講師紹介

氏名 津田 誠一 氏
前 学習院大学 陸上部監督
元 沖データ株式会社 取締役営業本部長
略歴 1942年 四国 松山生まれ
1966年 学習院大学 経済学部卒業
  同年 沖電気工業入社
      入社以来 情報処理関係の営業(主に金融関係中心・東北・北海道支社勤務も)
      その後 中部支社勤務(電子部品等) 本社に戻りパソコン営業に
1988年 第3営業本部 周辺機器営業部長
1997年 株式会社沖データ 取締役アジアパシフィック及び国内営業本部長
2002年 定年退職
2003年 学習院大学 陸上部監督就任
2005年 川内入学
2007年 川内 学連選抜で箱根6区 区間6位
2009年 川内 学連選抜で箱根6区 区間3位
  4月  陸上部監督退任と同時にマンツーマン指導開始
2010年 東京マラソン4位(2時間12分36秒)
2011年 東京マラソン3位(2時間08分37秒) 世界選手権代表内定
2012年 東京マラソン14位(2時間12分51秒) ロンドンオリンピック代表漏れ
講師紹介 学習院大学出身の津田さんは、大学時代陸上部の主将だったそうで、スポーツマンらしい爽やかで、仕事もバリバリこなす実行力の有る熱い男です。

沖電気に入社後も、時々母校を訪ね仕事の合間に後輩の指導をしていたようです。

定年退職後、母校から頼まれて、陸上部監督に就任されました。

代表世話人の鈴木とは、沖電気の同期入社であり、長い間付き合ってきました。

女性の学生も多い学習院ですので、熱心すぎて女子学生にセクハラで訴えられないようにしろよ! などと揶揄していたのですが、津田さんらしく可能性のある若者を確り育てきたようでした。

その一人が、川内 優輝選手で、普通受験で入学してきた川内君を4年間 監督として育て、箱根駅伝にも、学連選抜の一人として出場させマラソン選手としての基礎を、指導してこられた方であると、私は理解しています。

  川内選手の売りは、市民ランナーですので、津田監督は、出来るだけ表に出ないように心がけて来られたようです。 

したがって マスコミなどで語られたことは無いのですが、2009年 埼玉県庁に就職したとき、学習院の監督を辞職した津田監督のところへやってきて、週末に監督の家の近くまで来て練習をするので、指導して欲しいと申し入れてきたのです。

未だ無名の川内選手の個人指導を手弁当で好意で引き受けられたのです。

それからほぼ3年、日本を代表するマラソン選手になった川内選手の周りの環境は激変したようです。

数年前は見向きもされなかった、弱冠25歳の青年が、今ではマスコミに毎日追いかけられ、埼玉県では知事よりも有名人になってしまったのです。

今後はどのように育成するべきと考えておられるのでしょうか?

川内選手は 優秀な若者であることは、間違い有りませんが、独特な言動は、賛否両論あるようです。
彼の人間としての内面を含め、個人指導されてきた津田監督の御話を聞けるというのは、大変特別な事です。
ミーハー的な興味ではなく、優れた若者を育てるに際して生ずるもろもろの事象を、教育と言う立場から参加者の皆さんのご質問も交えて、御聞きしてみたいと思います。

代表世話人である鈴木は3年ほど前 早稲田大学、東京都市大学から是非にと頼まれて若者教育に携わる事に成りました。

人生で残された僅かな時間を、自分のためでなく、若者の為に使うべきかどうか?私で本当に役立てるのか? 当時色々考えました。
友人である津田さんにこの話をしたところ、津田さん自身も川内君から個人指導を頼まれて引き受けるかどうか悩んでいたのでした。

そのようなご縁から、3年前 津田さんの話を私が直接聞いたので間違いの無い事実です。

当時の結論は、二人とも若者の為になるが、個人としては物理的にも、経済的にも負担の大きい仕事を引き受けたのです。

駒沢公園の脇に住んでいる、津田監督のところに、毎週末 川内選手は片道2時間近くの時間を掛けて、埼玉から通ってくるようになったのです。 したがって彼の練習場は、駒沢公園なのです。

しかし、私の理解では 川内選手は、マスコミ等では殆ど一人で練習してきたかのように、答えているように思います。

この辺の事情について、津田監督は如何考えておられるのでしょうか?

大学の監督としてたくさんの若い人を育てて来られたご経験から、川内選手の事を含め人を育てるという事を、話題の中心におき 鈴木とのインタビュー形式の講演会にする予定です。

質疑の時間も充分取る予定です。

素晴らしいお人柄ですので、色々聞いてみてください、楽しいお話が聞けると思います。
どうぞご友人等でご関心の有る方をお誘いあわせの上、多数ご参加下さい。


皆様のサポートのおかげで、一期一会も57回を数えるに至りました。
本当にありがとうございます。
代表世話人 鈴木 威一
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